七子之歌

作詞 闻一多、作曲 李海鷹

澳门

你可知Macau不是我真姓?
我离开你太久了,母亲!
但是他们掳走的是我的肉体,
你依然保管着我内心的灵魂。
三百年来梦寐不忘的生母啊!
请叫儿的乳名,叫我一声“澳门”!
母亲!我要回来,母亲!

香港

我好比凤阙阶前守夜的黄豹,
母亲呀,我身份虽微,地位险要。
如今狞恶的海狮扑在我身上,
啖着我的骨肉,咽着我的脂膏;
母亲呀,我哭泣号啕,呼你不应.
母亲呀,快让我躲入你的怀抱!
母亲!我要回来,母亲!

台湾

我们是东海捧出的珍珠一串,
琉球是我的群弟,我便是台湾。
我胸中还氤氲着郑氏的英魂,
精忠的赤血点染了我的家传。
母亲,酷炎的夏日要晒死我了,
赐我个号令,我还能背城一战。
母亲!我要回来,母亲!

威海卫

再让我看守着中华最古的海,
这边岸上原有圣人的丘陵在。
母亲,莫忘了我是防海的健将,
我有一座刘公岛作我的盾牌。
快救我回来呀,时期已经到了。
我背后葬的尽是圣人的遗骸!
母亲!我要回来,母亲!

广州湾

东海和硇州是我的一双管钥,
我是神州后门上的一把铁锁。
你为什么把我借给一个盗贼?
母亲呀,你千万不该抛弃了我!
母亲,让我快回到你的膝前来,
我要紧紧地拥抱着你的脚踝。
母亲!我要回来,母亲!

九龙岛

我的胞兄香港在诉他的苦痛,
母亲呀,可记得你的幼女九龙?
自从我下嫁给那镇海的魔王,
我何曾有一天不在泪涛汹涌!
母亲,我天天数着归宁的吉日,
我只怕希望要变作一场空梦。
母亲!我要回来,母亲!

旅顺·大连

我们是旅顺,大连,孪生的兄弟。
我们的命运应该如何地比拟?——
两个强邻将我来回地蹴蹋,
我们是暴徒脚下的两团烂泥。
母亲,归期到了,快领我们回来。
你不知道儿们如何的想念你!
母亲!我们要回来,母亲!

七つの子の歌

作詞 聞一多、作曲 李海鷹

澳門

あなたはMacauが私の本当の姓ではないと知っているでしょう?
私はあなたから離れてもう久しい、母よ!
彼らが私の体を連れ去った時も
あなたはやはり私の心のうちの霊魂であった。
三百年来の夢、寝ても忘れ得ぬ生みの母よ!
子どもの幼名を呼んでください、私を一声「澳門」と!
母よ! 私は帰ります、母よ!

香港

私は宮廷の階段で夜を守る黄色いヒョウのようである、
母よ、私の立場は低くても、攻めづらい位置にある。
今まさに獰猛なトドが我が身体に飛びかかり、
私の骨肉を食らい、私の脂肪を飲み込む;
母よ、私は大声で泣き叫ぶ、叫んでもあなたは答えず。
母よ、早く私をあなたの胸に逃げ込ませて!
母よ! 私は帰ります、母よ!

台湾

私達は東シナ海が担ぎだした一連の真珠
琉球は私達の弟、私はそう台湾である。
我が胸中にはまだ鄭氏の英魂が立ち込めて、
忠実な赤い血は我が家督に彩りを与えた。
母よ、酷暑の夏の日が私が死なんほど照りつけた、
私に号令をかけてください、私はまだ最後の戦いをなしえます。!
母よ! 私は帰ります、母よ!

威海衛

もう一度私に見せて中華を守る最古の海を、
この沿岸の上には聖人の陵がある。
母よ、忘れないでください私が海を守る猛者であることを、
私は劉公島を私の盾にしていることを。
私を救って帰して、時は既に来た。
私の背後に葬ったのはすべて聖人の遺体だ!
母よ! 私は帰ります、母よ!

広州湾

東シナ海と硇州島は私の鍵、
私は神州の後門の一本の鎖。
あなたはなぜ盗賊に私を貸したのか?
母よ、あなたは決して私を見捨てるべきではない!
母よ、私を早くあなたの膝の前に帰らせて、
私はあなたのくるぶしをしっかり抱きしめます。
母よ! 私は帰ります、母よ!

九龍島

私の兄の香港は彼の苦痛を訴えているが、
母よ、あなたはあなたの幼女九龍を覚えていますか?
私があの鎮海の魔王に嫁いだ時から、
私が涙を湧き起こさなかった日は一日とてない!
母よ、私は毎日里帰りする吉日を数えています。
私は希望がただ無意味な夢になるのではと恐れています。
母よ! 私は帰ります、母よ!

旅順・大連

私達は旅順、大連、双子の兄弟。
私達の運命はどのように比べられよう?-
二人の強い隣人がやってきては私を蹴りつけ、
私達は暴徒の足の下の泥。
母よ、帰る時が来ました、早く私達を帰してください。
あなたは子どもたちがどれだけあなたを思っているかしらない!
母よ! 私は帰ります、母よ!

概要

マカオの部分しか歌われていないが、全体を訳した。マカオを含め、七つの地区が歌われている。だから七つの子の歌、なのだ。マカオ篇はマカオ人の気持ちに届くような、愛国心を高める歌詞だ。子どもでも歌えるような簡単な曲と歌詞で作られていることから、今のマカオ人だとおそらくは老若男女誰でも歌える歌なのだろう。広東語ではなく北京語で作成されていることからも、中央政府の意向に沿った歌であることがうかがい知れる。

1925年、聞一多が米国留学中に作った一連の詩、七つを合わせて七子之歌(七つの子の歌)と呼ぶ。厳密には米国から帰国して、船に乗って河を進んでいる時、スーツにネクタイの格好ながら、祖国への懐かしさを覚え、気持ちを抑えられずに書き綴ったものだ。その後、澳門の部分だけは少し変えられて「澳门岁月」(マカオの歳月)という映画の主題歌になった。映画の影響力の大きさから、そのままマカオ返還のテーマソングにまでなってしまうという数奇な運命をたどった。その他、台湾と広州湾部分も現代風にアレンジされている。中国が侵犯された土地を描いた2作である。

動画はどこかのコンサートから。途中で独唱する女の子はそり舌音の発音が苦手なようで、舌足らずに聞こえる。いかにも南方の訛りといった感じが出ている。しかも歌詞が繁体字で書かれている。マカオでのテレビ番組なのだろう。小さな子供から大人の男女まで、誰にでも歌えるし、誰にでも愛される歌になっているようだ。