天路

作詞 屈塬、作曲 印青

清晨我站在青青的牧场
看到神鹰披着那霞光
像一片祥云飞过蓝天
为藏家儿女带来吉祥
黄昏我站在高高的山岗
盼望铁路修到我家乡
一条条巨龙翻山越岭
为雪域高原送来安康
那是一条神奇的天路
把人间的温暖送到边疆
从此山不再高路不再漫长
各族儿女欢聚一堂
黄昏我站在高高的山岗
看那铁路修到我家乡
一条条巨龙翻山越岭
为雪域高原送来安康
那是一条神奇的天路
带我们走进人间天堂
青稞酒酥油茶会更加香甜
幸福的歌声传遍四方
幸福的歌声传遍四方

空の道

作詞 屈塬、作曲 印青

夜明けに我が駅は青々とした牧場にあり
鷹が曙光をまとっているのが見える
まるで瑞雲が青空を飛んだよう
チベットのため家の子女が吉祥を連れてくる
黄昏に我が駅は高い高い丘にあり
鉄路が我が故郷まで敷設されるのを待ち望む
一頭の大きな龍は多くの山を越え
雪の高原に安寧をもたらす
あれは不思議な空の道
人の暖かさを辺境にもたらす
ここからは山は高からず道は続かず
各民族の子女が一堂に歓び集う
黄昏に我が駅は高い高い丘にあり
鉄路が我が故郷まで敷設されるのを待ち望む
一頭の大きな龍は多くの山を越え
雪の高原に安寧をもたらす
あれは不思議な空の道
我らとともに人間の楽園に進み行く
ハダカムギ酒とバター茶がさらに味と香りをつける
幸せの歌声が四方に伝わる
幸せの歌声が四方に伝わる

概要

チベットのことを歌い上げた本歌は、どこか悲しさの漂う歌だ。のびのびと歌っている中にも、しっとりとした感情が伝わってくる。何が原因かは分からないが、物寂しさ、不安、そういったものが漂う。雄大な土地に置かれた人間一人の感情なのかもしれない。

2001年、作曲家の印青と作詞家の屈塬が共にチベット鉄道の建設現場に赴いた。工事関係者とチベット族の人たちが皆、チベット鉄道のことを「天路」(空の道)と呼んでいることを知り、本歌が作られた。チベット族の民謡を参考にしてはいないが、独特の高低や長短の組み合わせがまた違った感じを与える曲になっている。

動画は2005年に放送されたテレビ番組から。緑のジャージを着ているのが韩红(韓紅)、軍服を着ている美人のお姉さんが阿兰(阿蘭)である。観客席も女性の軍人で占められていることから、女性向けの番組なのだろう。だから威勢がいい歌よりもしっとりとした本歌が受けているのかもしれない。