卢沟谣

作詞 李明圣、作曲 鄂矛

永定河 出西山
碧水环绕北京湾
卢沟渡 摆渡船
渡走春秋渡秦汉
金中都烟云散
留下古桥写江山
元明清 七百年
卢沟晓月照大川
晚清衰 民国乱
列强践踏毁家园
卢沟桥 狮子吼
宛平城头浴血战
中国人 意志坚
重整河山换新天
水清清 月圆圆
万古卢沟佑安澜
中国人 意志坚
重整河山换新天
水清清 月圆圆
万古卢沟佑安澜
水清清 月圆圆
万古卢沟佑安澜

盧溝の歌

作詞 李明聖、作曲 鄂矛

永定河は西山を出て
碧水は北京湾を取り囲む
盧溝の渡し 船を並べ
春秋を渡って行き秦漢を渡る
金中都に煙雲は散り
残る古い箸は山川を書き
元明清 七百年
盧溝の暁月大川を照らす
晩年清は衰え 民国乱れ
列強が庭を踏みつけ壊した
盧溝橋 獅子が吼える
宛平城では血を浴びる戦
中国人 意志堅く
国土を立て直して空を改める
水は清く清く 月は丸く丸く
永遠の盧溝大波を抑える
中国人 意志堅く
国土を立て直して空を改める
水は清く清く 月は丸く丸く
永遠の盧溝大波を抑える
水は清く清く 月は丸く丸く
永遠の盧溝大波を抑える

概要

子供向けの歌かなと思う。簡単な単語と文章で綴られていて、スローテンポで歌いやすい。歌いやすく覚えやすいのは、人口に膾炙するポイントである。盧溝橋の歌なのだけど抗日戦争の話はなく、あくまでもその役割と景色の美しさを讃えている。

作詞者の李明圣(李明聖)の故郷は盧溝橋の近くの永定河のほとりである。本歌を作った時、小学生から先生までいろんな人の意見を聞いて歴史を反映させた歌詞にした。誇大表現を使わず、空疎な言い回しもせず、盧溝橋の千年の歴史を歌い上げる歌詞にした。

動画はテレビ番組から。ちゃんと盧溝橋で歌っている。憎い演出である。歌にしては珍しく最初の方は四声が守られている。導入部分とはいえ、歌と読みの間を行っているのかもしれない。小さな女の子は北京オリンピック開会式で口パクを歌った林妙可である。今回は口パクではないはず。大人数の合唱隊は橋の上、彼女は船の上で歌っている。割りとスケールの大きなセットである。船はタイタニック乗りをしているが、不安定じゃないのかと人ごとながら心配してしまう。