铁道兵志在四方

作詞 黄荣森 作曲 郑志洁

背上了那个行装扛起那个枪,雄壮的队伍浩浩荡荡。
同志呀,你要问我们哪里去呀?
我们要到祖国最需要的地方。
离别了天山千里雪,但见那东海万顷浪,
才听塞外牛羊叫,又闻那个江南稻花儿香。
同志们啦,迈开大步呀,朝前走啊,
铁道兵战士志在四方!
背上了那个行装扛起那个枪,雄壮的队伍浩浩荡荡。
同志呀,你要问我们哪里去呀?
我们要到祖国最需要的地方。
劈高山,填大海,锦绣山河织上了铁路网,
今天汗水洒下地,明朝那个鲜花齐开放。
同志们啦,迈开大步呀,朝前走啊,
铁道兵战士志在四方!

鉄道兵大志を抱く

作詞 黄栄森 作曲 鄧志潔

あの旅装を背負いあの銃を担ぎ、勇ましい隊伍は威風堂々。
同志よ、あなたは私たちがどこに行くかを聞きたいか?
私は祖国の最も必要なところに行く。
天山千里の雪に別れを告げ、ただあの開けた東海の波を見て、
国境の外の牛羊の鳴くを聞き、またあの江南の稲の花の香りをかぐ。
同志たちよ、大きな一歩を踏み出せ、前に向かえ、
鉄道兵戦士は大志を抱く!
あの旅装を背負いあの銃を担ぎ、勇ましい隊伍は威風堂々。
同志よ、あなたは私たちがどこに行くかを聞きたいか?
私は祖国の最も必要なところに行く。
高山を崩し、大海を埋め、美しい山河は鉄道網を織りなし、
今日汗水は地面に落ち、明日朝あの花は一斉に咲く。
同志たちよ、大きな一歩を踏み出せ、前に向かえ、
鉄道兵戦士は大志を抱く!

概要

前向きな歌詞とメロディに時代を感じる。聞いているこちら側も前向きになるような素晴らしい歌である。一緒に歌うと楽しそうだ。今の中国の高速鉄道ではそんな旅情も感じられないが、多くの幹線鉄道がこうした歌とともに敷設されたのだろう。そんな感慨に浸りながら旅行に行ける歌である。

50年代から60年代の数十万の鉄道兵の心に刻まれた歌である。1966年春、鉄道兵と鉄道部連合組織が指揮していた西南鉄路大会が盛んだったころ、四川省や貴州省、昆明などの線路を建設していたとき、敬愛する周恩来総理が鉄道兵のリーダーに会うという話が出てきた。そのため、基礎検査の仕事をしていたリーダーたちが北京に向かった。ある薄曇りの午後、まだ春の風が肌寒く、太陽の光も軟らかで、柳が青づき始めて緑の息吹を出し始めたころだった。鉄道兵のリーダーたちは中南海に到着し、周恩来総理と簡素な客間で面会した。総理は握手をして簡単な挨拶を交わした。和やかに会話が進み、周恩来総理と皆の心は一つになった。正式な面会ではなかったものの、周恩来総理は彼らに質問をした。「鉄道兵大志を抱く」はあなた達が作ったのですか、と。同志たちは皆「はい」と答えた。「私は歌えますよ、あなた達は歌えますか?」と問うた総理の一言に、皆あっけにとられた。そして大いに喜んだ。毎日忙しい周恩来総理が地味な歌にも心を配ってくださって、ましてや歌えるとは! 周恩来総理は古いソファーに座り、微笑みながら手拍子をうち、歌い出したのだった。

動画はおそらくはMVから。毛沢東や鄧小平といった古い幹部たちが鉄道建設の現場を現地指導した様子も出てきて、楽しく仕上がっている。鉄道建設の現場でこの歌を歌いながらみんな労働に励んだのだろう。一番最初に出てくる映像に「抗美援朝」と書いたヘッドマークをつけた機関車が見える。朝鮮戦争への援助と米国への反撃を意味した言葉に、時代を感じる。