牧民歌唱毛主席

作詞 佚名 作曲 王域平、张增亮

金色的光辉照耀在草原上
毛主席就是那不落的太阳
东风万裏红旗飘扬
牧民心向毛主席
心向共产党
骑上那枣红马奔驰在草原上
蓝天下一片好呀好牧场
身在草原眼望天安门
敬祝毛主席万寿无疆
啊……
毛主席
红太阳
光芒万丈照草原
敬祝毛主席万寿无疆

牧民が毛主席を歌い讃える

作詞 佚名 作曲 王域平、張増亮

金色の輝きが照らす草原の上
毛主席はまさに沈まぬ太陽
東風あまねく紅旗翩翻たり
牧民の心は毛主席に向かう
心は共産党に向かう
あの棗紅馬にまたがり疾駆する草原の上
碧空の下にあるとても良い牧場
草原に身を置き眼は天安門を望む
毛主席の万年長寿を寿ぐ
ああ……
毛主席
赤い太陽
金色の輝きが照らす草原の上
毛主席の万年長寿を寿ぐ

概要

歌詞はいかにも革命歌という感じだが、曲はどこか民謡の香りが漂う。中国らしい歌と言える。おそらく歌詞がなくても聴かせる曲なのだろう。それぐらい曲が味わいある。現に動画の大半がピアノやアコーディオンの演奏風景である。歌詞よりも曲が愛されているようだ。

60年代にアコーディオン用の曲として作られた歌である。中国のアコーディオン楽曲の中で新たな段階に突入した歴史的な作品とされる。祖国を愛する感情と生命の動き、それらを含む草原の雄大な景色をを芸術家の言葉をもって描き出した芸術的な作品と評される。また、技術面では左右の手の芸術的な表現が多様化していることも特徴とされる。美しさと技量の面で過去に例を見ないものとされ、発表後には全土に広まった。それ以降、中国のアコーディオン楽曲の名作とされている。

動画は誰かの作ったMVから。高い女声の声で共産党や毛主席を讃えるのはいかにもといった感じだが、やっぱり何度聞いても伴奏がいい。それに流れる景色も草原の風景である。これを見ているだけでも旅情を誘う。こんな草原で伴奏を聴きたい曲である。