歌え中国革命歌

唱口常開!

60年代

秋收暴动歌 | 秋収暴動の歌


動画(別ウィンドウで開きます。)

秋收暴动歌

作詞 张士燮 作曲 张士燮

男:东方不亮西方亮,
黑了南方有北方。
中华国土万里长,
干柴烈火遍地藏。
合:工友农友哪哈,
团结一条心耶,
且等那个烈火冲天起
嗨,冲天起耶,
一轮红日出东方。
男女轮唱:
工友农友闹革命,
秋收暴动成了功。
联合起来再向前,
一杆大旗满地红。
合:工友农友哪哈,
团结一条心耶,
且等那个烈火冲天起
嗨,冲天起耶,
一轮红日出东方。
男:跟着领袖毛委员,
走上雄伟的井冈山。
女:革命要有立脚点,
地是根来枪是胆。
合:工友农友哪哈,
团结一条心耶,
且等那个烈火冲天起
嗨,冲天起耶,
一轮红日出东方,
出东方。

秋収暴動の歌

作詞 張士燮 作曲 張士燮

男:東は暗く西は明るく、
南は暗く北もまた。
中華の国土は万里の長さ,
薪の烈火は地を覆い隠す。
合唱:労働者よ農民よ、
心を一つに団結し、
あの烈火が天をつくのをしばらく待とう
ハイ、天をつくのを、
一輪の赤い日が東から昇る。
男女輪唱:
労働者よ農民よ革命をしよう、
秋收暴動は成功した。
団結して前を向こう、
一本の大きな旗が地を赤く満たす。
合唱:労働者よ農民よ、
心を一つに団結し、
あの烈火が天をつくのをしばらく待とう
ハイ、天をつくのを、
一輪の赤い日が東から昇る。
男:領袖毛委員とともに、
勇壮な井岡山を行く。
女:革命には拠点が要る、
地は根であり槍は胆力。
合唱:労働者よ農民よ、
心を一つに団結し、
あの烈火が天をつくのをしばらく待とう
ハイ、天をつくのを、
一輪の赤い日が東から昇る、
東から昇る。

概要

勢いのある歌である。男女のソロと合唱の部分があって、ちゃんと作られているなあと感じる。勢いあるリズムに乗って暴動を起こす。そんな気概まで伝わるような歌である。希望にあふれる歌詞とテンポの早い曲調に圧倒されそうにもなる。

テーマは似ているが秋收起义歌 | 秋収起義の歌とは違う歌である。あまり情報のない歌である。壮大な革命楽曲であると評される本歌は、軍隊の作家であった张士燮(張士燮)によって作られた。

動画はレコードを再生しているだけの映像であるが、この歌が聴けるのは管見ではこれだけである(2015年12月現在)。貴重な映像なのでみんなありがたく繰り返そう。このレコードに1964年録音と書いてあるのをみて、60年代の歌とした。

铁道兵志在四方 | 鉄道兵大志を抱く

铁道兵志在四方

作詞 黄荣森 作曲 郑志洁

背上了那个行装扛起那个枪,雄壮的队伍浩浩荡荡。
同志呀,你要问我们哪里去呀?
我们要到祖国最需要的地方。
离别了天山千里雪,但见那东海万顷浪,
才听塞外牛羊叫,又闻那个江南稻花儿香。
同志们啦,迈开大步呀,朝前走啊,
铁道兵战士志在四方!
背上了那个行装扛起那个枪,雄壮的队伍浩浩荡荡。
同志呀,你要问我们哪里去呀?
我们要到祖国最需要的地方。
劈高山,填大海,锦绣山河织上了铁路网,
今天汗水洒下地,明朝那个鲜花齐开放。
同志们啦,迈开大步呀,朝前走啊,
铁道兵战士志在四方!

鉄道兵大志を抱く

作詞 黄栄森 作曲 鄧志潔

あの旅装を背負いあの銃を担ぎ、勇ましい隊伍は威風堂々。
同志よ、あなたは私たちがどこに行くかを聞きたいか?
私は祖国の最も必要なところに行く。
天山千里の雪に別れを告げ、ただあの開けた東海の波を見て、
国境の外の牛羊の鳴くを聞き、またあの江南の稲の花の香りをかぐ。
同志たちよ、大きな一歩を踏み出せ、前に向かえ、
鉄道兵戦士は大志を抱く!
あの旅装を背負いあの銃を担ぎ、勇ましい隊伍は威風堂々。
同志よ、あなたは私たちがどこに行くかを聞きたいか?
私は祖国の最も必要なところに行く。
高山を崩し、大海を埋め、美しい山河は鉄道網を織りなし、
今日汗水は地面に落ち、明日朝あの花は一斉に咲く。
同志たちよ、大きな一歩を踏み出せ、前に向かえ、
鉄道兵戦士は大志を抱く!

概要

前向きな歌詞とメロディに時代を感じる。聞いているこちら側も前向きになるような素晴らしい歌である。一緒に歌うと楽しそうだ。今の中国の高速鉄道ではそんな旅情も感じられないが、多くの幹線鉄道がこうした歌とともに敷設されたのだろう。そんな感慨に浸りながら旅行に行ける歌である。

50年代から60年代の数十万の鉄道兵の心に刻まれた歌である。1966年春、鉄道兵と鉄道部連合組織が指揮していた西南鉄路大会が盛んだったころ、四川省や貴州省、昆明などの線路を建設していたとき、敬愛する周恩来総理が鉄道兵のリーダーに会うという話が出てきた。そのため、基礎検査の仕事をしていたリーダーたちが北京に向かった。ある薄曇りの午後、まだ春の風が肌寒く、太陽の光も軟らかで、柳が青づき始めて緑の息吹を出し始めたころだった。鉄道兵のリーダーたちは中南海に到着し、周恩来総理と簡素な客間で面会した。総理は握手をして簡単な挨拶を交わした。和やかに会話が進み、周恩来総理と皆の心は一つになった。正式な面会ではなかったものの、周恩来総理は彼らに質問をした。「鉄道兵大志を抱く」はあなた達が作ったのですか、と。同志たちは皆「はい」と答えた。「私は歌えますよ、あなた達は歌えますか?」と問うた総理の一言に、皆あっけにとられた。そして大いに喜んだ。毎日忙しい周恩来総理が地味な歌にも心を配ってくださって、ましてや歌えるとは! 周恩来総理は古いソファーに座り、微笑みながら手拍子をうち、歌い出したのだった。

動画はおそらくはMVから。毛沢東や鄧小平といった古い幹部たちが鉄道建設の現場を現地指導した様子も出てきて、楽しく仕上がっている。鉄道建設の現場でこの歌を歌いながらみんな労働に励んだのだろう。一番最初に出てくる映像に「抗美援朝」と書いたヘッドマークをつけた機関車が見える。朝鮮戦争への援助と米国への反撃を意味した言葉に、時代を感じる。

壮锦献给毛主席 | チワン織を毛主席に捧げる

壮锦献给毛主席

作詞 高守信、罗晋 作曲 麦丁

美丽的壮锦献给毛主席
献上我们壮族人民的一片心意哎
绣上那壮山好风光哎
献给领袖毛主席哎
青山绿水挂彩虹啊
万顷良田映红旗哎
丰收山歌冲云霄啊

チワン織を毛主席に捧げる

作詞 高守信、羅晋 作曲 麦丁

美しいチワン織を毛主席に贈る
我々チワン族の人民の気持ちを贈るよ
あのチワンの山良い景色を縫い取るよ
領袖毛主席に贈るよ
青い山青い水かかる虹よ
広い田んぼが紅旗を映すよ
豊作の山歌は大空にぶつかるよ

概要

名作である。歌の覚えやすさ、荘厳さに加えて、少数民族の毛主席への赤誠を歌い上げている歌なのに民謡調ではないところが珍しい。歌詞にもチワン族の多い広西の様子が描かれており、目に浮かぶようである。壮锦送给毛主席(チワン織を毛主席に贈る)という題名でも流通しているようである。

1965年、広西チワン族自治区の成立10周年を迎え、作曲家麦丁と作詞家高守信、罗晋(羅晋)が本歌を作った。広西民謡の代表作品とされる。広まった歌だがもともとは东兰(東蘭、広西チワン族自治区の一つの県)の民謡「歌唱毛主席」(毛主席を歌い讃える)と「歌唱韦拔群」(韋抜群を歌い讃える)であった。当時、高守信と麦丁は中央民族歌舞団で仕事をしていた。当時の広西文化庁庁長は新疆に「新疆好」(新疆は良い)という歌があり、全土に広まったのだから、広西も「广西好」(広西はよい)という歌を持つべきだと言った。麦丁はこの考えは素晴らしいと思ったが、しかし当時全国的に毛主席を歌い讃える風潮が巻き起こっていたため、もしチワン族がもっとも愛するチワン織を毛主席に贈ることができたら、意義があると思い、高守信に伝えた。高守信は麦丁の気持ちを詞にし、麦丁はすぐに作曲した。本歌が発表されると全国を席巻し、チワン族人民の毛主席に対する尊敬の情を表現することとなった。同時にチワンの綿が広西民族文化芸術の象徴であるという印象も与えた。

動画は広西省のテレビ番組から。たった1分ちょっとの歌なのに、みんな踊りも歌もカメラワークもみっちり練習している様子が窺える。本歌にかける意気込みが伝わってくる。そのせいか、何度見ても味わいの薄れない映像となっている。さあ、また見なおそう。

战士爱读毛主席的书 | 戦士が毛主席の本を愛読する

战士爱读毛主席的书

作詞 佚名 作曲 何树森

毛主席的书呀战士最爱读
句句是真理呀行行象明珠
我越看越想看哪越读越想读
越看心越亮啊越读劲越足
学习那张思德呀心中太阳红啊
全心全意全心全意为人民来服务
毛主席的书呀战士最爱读
句句是真理呀行行象明珠
我越看越想看哪越读越想读
越看心越亮啊越读劲越足
学习那愚公志呀困难吓不住啊
高山大河高山大河在咱脚下来部署
毛主席的书呀战士最爱读
句句是真理呀行行象明珠
我越看越想看哪越读越想读
越看心越亮啊越读劲越足
学习那白求恩呀胸怀全球啊
高举红旗高举红旗永远跟党迈大步
毛主席的书呀战士最爱读
句句是真理呀行行象明珠
我越看越想看哪越读越想读
越看心越亮啊越读劲越足
越看心越亮啊越读劲越足

戦士が毛主席の本を愛読する

作詞 佚名 作曲 何樹森

毛主席の本よ戦士が最も愛読する
一句一句が真理さ一行一行が珠玉のよう
見るほど見たくなるよ読むほど読みたくなる
心を見るたび明るくなるよ態度を学ぶほど完全になる
あの出思徳に学ぼうよ心の中の太陽は赤いよ
誠心誠意誠心誠意人民のために奉仕する
毛主席の本よ戦士が最も愛読する
一句一句が真理さ一行一行が珠玉のよう
見るほど見たくなるよ読むほど読みたくなる
心を見るたび明るくなるよ態度を学ぶほど完全になる
あの愚公の志に学ぼうよ困難がしきりに襲っても
高山大河高山大河は我らの足元に配置される
毛主席の本よ戦士が最も愛読する
一句一句が真理さ一行一行が珠玉のよう
見るほど見たくなるよ読むほど読みたくなる
心を見るたび明るくなるよ態度を学ぶほど完全になる
あのノーマン・ベチューンに学ぼうよ胸に地球を抱くよ
紅旗を高く掲げよ紅旗を高く掲げよ永遠に党とともに大股で歩む
毛主席の本よ戦士が最も愛読する
一句一句が真理さ一行一行が珠玉のよう
見るほど見たくなるよ読むほど読みたくなる
心を見るたび明るくなるよ態度を学ぶほど完全になる
心を見るたび明るくなるよ態度を学ぶほど完全になる

概要

時代を感じさせるいい歌である。曲調も変化してバリエーションがあり、聞いていて楽しい。ストーリー仕立てで毛主席の本を読むように呼びかける歌で、ついその気になってしまう歌詞に曲調、節回しである。歌詞が複雑なのが難点といえる。ちなみに、ノーマン・ベチューンとは根拠地であった延安で医療活動をしたカナダ人のことである。

本歌は作曲者のみ反映している。国家三級作曲家の何樹森が作曲を担当した。だがその他の来歴が不明である。作曲者が1944年生であることや60年代に流行った歌らしいことから、60年代の歌とした。

動画はCDを再生しているもの。MVも見当たらない。こんないい歌なのに、もったいない。

见到毛主席最幸福 | 毛主席にお会いするのが最も幸せ

见到毛主席最幸福

作詞 佚名 作曲 佚名

世界上哎什么最红
天安门上的太阳最红
世界上什么最最亲
敬爱的领袖毛主席最最亲
哎咳哎咳哎毛主席最亲
哎咳哎咳哎毛主席最亲
世界上什么最幸福
世界上什么最幸福
见到了领袖毛主席最幸福
见到了领袖毛主席最幸福
哎咳哎咳哎毛主席最亲
哎咳哎咳哎毛主席最亲
世界上什么最幸福
世界上什么最幸福
见到了领袖毛主席最幸福
见到了领袖毛主席最幸福
哎咳哎咳哎咳

毛主席にお会いするのが最も幸せ

作詞 佚名 作曲 佚名

世界では何が最も赤いのか
天安門の上の太陽が最も赤い
世界では何が最も親しいか
敬愛する領袖毛主席が最も親しい
アイハイアイハイアイ毛主席が最も親しい
アイハイアイハイアイ毛主席が最も親しい
世界では何が最も幸せか
世界では何が最も幸せか
毛主席にお会いするのが最も幸せ
毛主席にお会いするのが最も幸せ
アイハイアイハイアイ毛主席が最も親しい
アイハイアイハイアイ毛主席が最も親しい
世界では何が最も幸せか
世界では何が最も幸せか
毛主席にお会いするのが最も幸せ
毛主席にお会いするのが最も幸せ
アイハイアイハイアイハイ

概要

いい歌である。勇壮で合唱会の最後に歌うのに持って来いといった感じである。毛主席を歌い讃えているだけあって、堂々としている。聞いていても清々しくなる革命歌で、大勢で歌いたくなる歌である。歌詞も単純で覚えやすい。加えて実感も加えやすい。

本歌は作詞作曲者不明、来歴一切不明の歌である。60年代に流行ったようなので、60年代の歌とした。

動画は歌集をあつめたもの。海とか南国とか女性とか、割りと煩悩にあふれた動画に思わず笑ってしまう。ポジティブな歌詞と曲調が妙にマッチしている。何度見ようとは思わないけれど。
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