歌え中国革命歌

唱口常開!

20年代

咱们的领袖毛泽东 | 私達の領袖毛沢東

咱们的领袖毛泽东

作詞 孙万福 作曲 孙万福

高楼万丈呀平地起
盘龙卧虎呀高山顶
边区的太阳红又红
边区的太阳红又红
来了咱领袖毛泽东
呀 毛泽东
天上三光呀日月星
地上五谷呀万物生
来了咱领袖毛泽东
挖断了苦根翻了身
呀 翻了身
为咱们能过好光景
发动了生产大运动
人人努力来生产
人人努力来生产
丰衣足食吃饱饭
呀 吃饱饭
边区人民要一心
古树开花耀眼红
千年古树盘了根
千年古树盘了根
开花结籽靠山稳
呀 靠山稳

私達の領袖毛沢東

作詞 孫万福 作曲 孫万福

高楼は万丈平地に立つ
巻いた龍伏した虎よ高山の頂き
辺区の太陽は赤くまた赤い
辺区の太陽は赤くまた赤い
我らの領袖毛沢東が来た
ヤー 毛沢東
天上の三つの光よ日月星
地上の五の谷に万物生きる
我らの領袖毛沢東が来た
苦しい根を切って立ち上がった
ヤー 立ち上がった
私達のために良い景色を渡り得て
生産大運動を繰り広げた
人々は努力し生産し
人々は努力し生産し
暮らしは満ちてたらふく食べ
ヤー たらふく食べ
辺区の人民はこころを一つに
古樹に咲いた花は赤も眩しく
千年古樹は根を巻いた
千年古樹は根を巻いた
花咲き種をつけ後ろはゆるがず
ヤー 後ろはゆるがず

概要

これでもかという勢いで讃えた歌詞がまぶしい。まるで救世主のような賞賛っぷりである。解放とお腹いっぱいのご飯、これが人民にとっては大事な要素であることがよく分かる。ちなみに辺区とは抗日戦争時の革命の根拠地だった地区のこと。

甘肃省庆阳市(甘粛省慶陽市)一带の民謡の形式で作られた歌である。20年代から50年代前半の革命戦争の中で作られ、各地で歌われた歌である。

動画はテレビ番組から。しかし何度聴いても難しい歌である。歌えるようになる気がしない。だけどこれはもともとは民謡だったというから、地元の人々にとっては馴染みのある歌なのだろう。裏声も出るし、抑揚も大きくて大変だと思うのだけど、これを本当にみんなで歌っていたのだろうか。

七子之歌 澳门 | 七つの子の歌 マカオ

七子之歌

作詞 闻一多、作曲 李海鷹

澳门

你可知Macau不是我真姓?
我离开你太久了,母亲!
但是他们掳走的是我的肉体,
你依然保管着我内心的灵魂。
三百年来梦寐不忘的生母啊!
请叫儿的乳名,叫我一声“澳门”!
母亲!我要回来,母亲!

香港

我好比凤阙阶前守夜的黄豹,
母亲呀,我身份虽微,地位险要。
如今狞恶的海狮扑在我身上,
啖着我的骨肉,咽着我的脂膏;
母亲呀,我哭泣号啕,呼你不应.
母亲呀,快让我躲入你的怀抱!
母亲!我要回来,母亲!

台湾

我们是东海捧出的珍珠一串,
琉球是我的群弟,我便是台湾。
我胸中还氤氲着郑氏的英魂,
精忠的赤血点染了我的家传。
母亲,酷炎的夏日要晒死我了,
赐我个号令,我还能背城一战。
母亲!我要回来,母亲!

威海卫

再让我看守着中华最古的海,
这边岸上原有圣人的丘陵在。
母亲,莫忘了我是防海的健将,
我有一座刘公岛作我的盾牌。
快救我回来呀,时期已经到了。
我背后葬的尽是圣人的遗骸!
母亲!我要回来,母亲!

广州湾

东海和硇州是我的一双管钥,
我是神州后门上的一把铁锁。
你为什么把我借给一个盗贼?
母亲呀,你千万不该抛弃了我!
母亲,让我快回到你的膝前来,
我要紧紧地拥抱着你的脚踝。
母亲!我要回来,母亲!

九龙岛

我的胞兄香港在诉他的苦痛,
母亲呀,可记得你的幼女九龙?
自从我下嫁给那镇海的魔王,
我何曾有一天不在泪涛汹涌!
母亲,我天天数着归宁的吉日,
我只怕希望要变作一场空梦。
母亲!我要回来,母亲!

旅顺·大连

我们是旅顺,大连,孪生的兄弟。
我们的命运应该如何地比拟?——
两个强邻将我来回地蹴蹋,
我们是暴徒脚下的两团烂泥。
母亲,归期到了,快领我们回来。
你不知道儿们如何的想念你!
母亲!我们要回来,母亲!

七つの子の歌

作詞 聞一多、作曲 李海鷹

澳門

あなたはMacauが私の本当の姓ではないと知っているでしょう?
私はあなたから離れてもう久しい、母よ!
彼らが私の体を連れ去った時も
あなたはやはり私の心のうちの霊魂であった。
三百年来の夢、寝ても忘れ得ぬ生みの母よ!
子どもの幼名を呼んでください、私を一声「澳門」と!
母よ! 私は帰ります、母よ!

香港

私は宮廷の階段で夜を守る黄色いヒョウのようである、
母よ、私の立場は低くても、攻めづらい位置にある。
今まさに獰猛なトドが我が身体に飛びかかり、
私の骨肉を食らい、私の脂肪を飲み込む;
母よ、私は大声で泣き叫ぶ、叫んでもあなたは答えず。
母よ、早く私をあなたの胸に逃げ込ませて!
母よ! 私は帰ります、母よ!

台湾

私達は東シナ海が担ぎだした一連の真珠
琉球は私達の弟、私はそう台湾である。
我が胸中にはまだ鄭氏の英魂が立ち込めて、
忠実な赤い血は我が家督に彩りを与えた。
母よ、酷暑の夏の日が私が死なんほど照りつけた、
私に号令をかけてください、私はまだ最後の戦いをなしえます。!
母よ! 私は帰ります、母よ!

威海衛

もう一度私に見せて中華を守る最古の海を、
この沿岸の上には聖人の陵がある。
母よ、忘れないでください私が海を守る猛者であることを、
私は劉公島を私の盾にしていることを。
私を救って帰して、時は既に来た。
私の背後に葬ったのはすべて聖人の遺体だ!
母よ! 私は帰ります、母よ!

広州湾

東シナ海と硇州島は私の鍵、
私は神州の後門の一本の鎖。
あなたはなぜ盗賊に私を貸したのか?
母よ、あなたは決して私を見捨てるべきではない!
母よ、私を早くあなたの膝の前に帰らせて、
私はあなたのくるぶしをしっかり抱きしめます。
母よ! 私は帰ります、母よ!

九龍島

私の兄の香港は彼の苦痛を訴えているが、
母よ、あなたはあなたの幼女九龍を覚えていますか?
私があの鎮海の魔王に嫁いだ時から、
私が涙を湧き起こさなかった日は一日とてない!
母よ、私は毎日里帰りする吉日を数えています。
私は希望がただ無意味な夢になるのではと恐れています。
母よ! 私は帰ります、母よ!

旅順・大連

私達は旅順、大連、双子の兄弟。
私達の運命はどのように比べられよう?-
二人の強い隣人がやってきては私を蹴りつけ、
私達は暴徒の足の下の泥。
母よ、帰る時が来ました、早く私達を帰してください。
あなたは子どもたちがどれだけあなたを思っているかしらない!
母よ! 私は帰ります、母よ!

概要

マカオの部分しか歌われていないが、全体を訳した。マカオを含め、七つの地区が歌われている。だから七つの子の歌、なのだ。マカオ篇はマカオ人の気持ちに届くような、愛国心を高める歌詞だ。子どもでも歌えるような簡単な曲と歌詞で作られていることから、今のマカオ人だとおそらくは老若男女誰でも歌える歌なのだろう。広東語ではなく北京語で作成されていることからも、中央政府の意向に沿った歌であることがうかがい知れる。

1925年、聞一多が米国留学中に作った一連の詩、七つを合わせて七子之歌(七つの子の歌)と呼ぶ。厳密には米国から帰国して、船に乗って河を進んでいる時、スーツにネクタイの格好ながら、祖国への懐かしさを覚え、気持ちを抑えられずに書き綴ったものだ。その後、澳門の部分だけは少し変えられて「澳门岁月」(マカオの歳月)という映画の主題歌になった。映画の影響力の大きさから、そのままマカオ返還のテーマソングにまでなってしまうという数奇な運命をたどった。その他、台湾と広州湾部分も現代風にアレンジされている。中国が侵犯された土地を描いた2作である。

動画はどこかのコンサートから。途中で独唱する女の子はそり舌音の発音が苦手なようで、舌足らずに聞こえる。いかにも南方の訛りといった感じが出ている。しかも歌詞が繁体字で書かれている。マカオでのテレビ番組なのだろう。小さな子供から大人の男女まで、誰にでも歌えるし、誰にでも愛される歌になっているようだ。

国际歌 | インターナショナル

国际歌

作詞 欧仁·鲍狄埃 (中文版: 萧三)、作曲 皮埃尔·狄盖特

起来,饥寒交迫的奴隶!
起来,全世界受苦的人!
满腔的热血已经沸腾,
要为真理而斗争!
旧世界打个落花流水,
奴隶们起来,起来!
不要说我们一无所有,
我们要做天下的主人!

这是最后的斗争,团结起来到明天,
英特纳雄耐尔就一定要实现!
这是最后的斗争,团结起来到明天,
英特纳雄耐尔就一定要实现!

从来就没有什么救世主,
也不靠神仙皇帝!
要创造人类的幸福,
全靠我们自己!
我们要夺回劳动果实,
让思想冲破牢笼!
快把那炉火烧得通红,
趁热打铁才会成功!

这是最后的斗争,团结起来到明天,
英特纳雄耐尔就一定要实现!
这是最后的斗争,团结起来到明天,
英特纳雄耐尔就一定要实现!

是谁创造了人类世界?
是我们劳动群众!
一切归劳动者所有,
哪能容得寄生虫?
最可恨那些毒蛇猛兽,
吃尽了我们的血肉!
一旦它们消灭干净,
鲜红的太阳照遍全球!

这是最后的斗争,团结起来到明天,
英特纳雄耐尔就一定要实现!
这是最后的斗争,团结起来到明天,
英特纳雄耐尔就一定要实现!

インターナショナル

作詞 ウジェーヌ・ポティエ (中国語版: 蕭三)、作曲 ピエール・ドジェーテル

立ち上がれ、貧困にあえぐ奴隷よ!
立ち上がれ、全世界の苦難を受けてる人よ!
溢れんばかりの血潮はもう沸騰している、
真理のために戦え!
旧世界を打ちのめせ、
奴隷たちよ立ち上がれ、立ち上がれ!
我らが裸一貫なのは言うまでもない、
我らは天下の主人になるべきなのだ!

これは最後の戦いだ、明日までに団結せよ、
インターナショナルは実現させねばならない!
これは最後の戦いだ、明日までに団結せよ、
インターナショナルは実現させねばならない!

かつてはどんな救世主もおらず、
仙人の皇帝にも頼れず!
人類の幸福を創らねばならぬ、
全て我ら自信を頼って!
我らは労働の成果を奪還せねばならぬ、
思想を桎梏から解き放て!
早くその炉の火を真っ赤に燃やせ、
好機を掴むと必ず成功する!

これは最後の戦いだ、明日までに団結せよ、
インターナショナルは実現させねばならない!
これは最後の戦いだ、明日までに団結せよ、
インターナショナルは実現させねばならない!

人類の世界を創造したのは誰か?
それは我ら労働者大衆だ!
全ては労働者の所有に帰する、
どこに寄生虫を受け入れられよう?
最も恨めしいのはあの毒蛇猛獣、
我らの血肉を食い尽くした者!
一度そいつらをことごとく消し去り、
真っ赤な太陽が地球をあまねく照らす!

これは最後の戦いだ、明日までに団結せよ、
インターナショナルは実現させねばならない!
これは最後の戦いだ、明日までに団結せよ、
インターナショナルは実現させねばならない!

概要

共産主義者も共産趣味者も、みんな大好きインターナショナル。讃美歌等の宗教系の歌についで、全世界で様々な言語のバリエーションを持った歌ではないだろうか。オリジナルの仏語版はもちろん、英語やロシア語、日本語でも歌われている。本歌についてはwikipedia等を参考にしていただくとして、ここでは中国語版について解説する。

中国では正式な党章には書かれていないものの、中国共産党の党歌である。中国共産党全国代表大会をはじめ、国や地方の正式な大会では閉幕時、閉会のときに団結を強めるために演奏される。1920年代初頭には中国共産党の正式な出版物にインターナショナルの中国語版が無記名で掲載されている。以後、1920年10月には郑振铎(鄭振鐸)と耿济之(耿濟之)が、1923年にはソ連帰りの瞿秋白が翻訳した。1923年には詩人の萧三(蕭三)がロシア語版から翻訳し、1962年には中法大学教授で翻訳家でもある沈宝基が翻訳するなど、多くの人の翻訳がある。ここでは蕭三のものを採用した。

動画は名作「東方紅」から。エンディングの人民大会堂のシーンである。朗々とインターナショナルを歌いあげて、抗日闘争、国民党との戦闘を経て得た共産党政権への希望を込めたラストである。先人の苦労を見た視聴者からすると、感動を禁じ得ないシーンだ。

西江月 井冈山 | 西江月 井岡山

西江月 井冈山

作詞 毛泽东、作曲 -

山下旌旗在望,山头鼓角相闻。
敌军围困万千重,我自岿然不动。
早已森严壁垒,更加众志成城。
黄洋界上炮声隆,报道敌军宵遁。

西江月 井岡山

作詞 毛沢東、作曲 -

戦旗は山の下で揺れ動き、陣太鼓と進軍ラッパが山に響き渡る。
たとえ敵軍が幾重に取り囲もうとも、我厳然と微動だにせず。
整った防御の陣地は既に迎撃の準備にあり、更に団結する心あたかも要塞を築くが如し。
黄洋界の上で紅軍の砲声が鳴り響き、敵軍が帳の降りる夜に逃げたと知らせる。

概要

朗々とした歌い出しから急激にペースが早くなって勢いのいい歌になる。
古い歌にしては珍しく、息をもつかせぬ急展開が楽しめる。おじさんと一緒に
歌いたくなってしまう。

1928年7月に井岡山でパルチザン活動をしていた毛沢東率いる中国共産党は、
黄洋界という通り道(要衝)を中国国民党の侵攻から守りぬいた。その時の戦いを
讃える詩を毛沢東同志が書いたもの。現代語訳は1964年1月27日、英訳に際しての
質問に対する回答で、毛沢東主席自身が解釈を述べたものに依っている。

動画はやっぱり名作「東方紅」から。大人数が入れ代わり立ち代わりする大スペクタクルに
急転直下の展開が入る歌、朗々と歌うおじさん、きれいなお姉さんに壮健な青年。
全世代にウケる飽きさせない趣向がこれでもかと凝らされた名場面だ。

安源路矿工人俱乐部之歌 | 安源路鉱夫クラブの歌

安源路矿工人俱乐部之歌

作詞 -、作曲 时乐濛

被污辱的是我劳工,
被压迫的是我劳工。
世界啊,我们来创造,
压迫啊,我们来解除。
创造世界除压迫,
显出我们的威风。
联合我劳工,团结我劳工,
劳工,劳工,应做世界主人翁。
应做世界主人翁。

安源路鉱夫クラブの歌

作詞 -、作曲 時楽濛

辱められたのは私、労働者、
抑圧されたのは私、労働者。
世界よ、我々が創りだそう、
抑圧よ、我々が解こう。
世界を創り、抑圧を除き、
我らの威光を示そう。
私、労働者は連合し、団結する私、労働者、
労働者、労働者、世界の父にならねばならぬ。
世界の父にならねばならぬ。

概要

勇ましい歌だ。またの名を「工友歌」(工友の歌)、「劳工神圣」(労働者の神経)という。
珍しく20年代の歌である。中国共産党黎明期の歌だ。古い時代の歌は労働者に思想を
広めるという実務的に切実な必要性があったからか、一緒に歌いたくなるような名曲が多い。

安源路鉱山は中国に実際にあった1万人以上の鉱夫が勤めていた鉱山で、1921年に
大規模な組織的ストライキが起きた。中国共産党の第一回全国人民代表大会直後のことだ。
参加者には毛沢東、劉少奇、李立三といった草創期の共産主義者たちもいた。
最終的にストライキは成功し、当局は労働者側の要求を受け入れた。

動画はまたしても不朽の名作、「東方紅」から。勇ましい歌と、労働者が団結することで
当局を、そしてひいては世界を変えていけるのだという希望に満ちた雰囲気があふれている。
最近は全く歌われていないようなので、貴重な映像である。
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