歌え中国革命歌

唱口常開!

張藜

党的光辉照延边 | 党の輝きは延辺を照らす

党的光辉照延边

作詞 张藜、作曲 金凤浩

红霞万朵染山川,
海兰江畔春烂漫。
那不是红霞染山川,那不是红霞染山川,
党的光辉照延边。
党的光辉照延边,铁水钢花映蓝天,
千岭万壑摆战场,
深山老林捷报传。
啊……啊……
林海中跃进的红旗招展,
山谷里劳动的歌声震天。
我们自力更生,建设祖国江山,我们自力更生,建设祖国江山。
毛泽东思想是力量的源泉,力量的源泉。
党的光辉照延边,人添干劲地增产,
家家户户粮仓山,
丰收凯歌唱不完。
啊……啊……
果园里洋溢着乡亲们的欢笑,
田野里飘来了稻谷香甜。
我们艰苦奋斗,创造美好的明天,我们艰苦奋斗,创造美好的明天。
毛泽东思想是力量的源泉,力量的源泉

党の輝きは延辺を照らす

作詞 張藜、作曲 金鳳浩

朝焼けが散らばり山河を染める
海蘭江のほとりに春爛漫
あれは山河を染める朝焼けではない、あれは山河を染める朝焼けではない。
党の輝きが延辺を照らす。
党の輝きが延辺を照らし、灼けた鉄や鋼の火花が青空に映え、
千の峰万の谷が戦場を語り、
山奥の原始林吉報を伝える。
ああ…ああ…
樹海の中に進みゆく紅旗ははためき、
山谷里の労働の歌声は天を震わす。
我ら自力で更生し、祖国の山河を建設し、我ら自力で更生し、祖国の山河を建設する。
毛沢東思想は力の源泉、力の源泉。
党の輝きが延辺を照らし、人は意気込んで増産する。
家々の穀倉の山、
豊作の凱歌は歌い終えず。
ああ…ああ…
果樹園には村のみんなの笑いが溢れ、
田んぼに稲や穀物の甘い香りが漂う。
我ら刻苦奮闘し、美しい明日を創る、我ら刻苦奮闘し、美しい明日を創る。
毛沢東思想は力の源泉、力の源泉。

概要

勇壮な曲に勇ましい歌詞、革命歌の王道を行く歌だ。党があるからこそ我々の暮らしは輝くし、力も湧くし、何なら作物だって豊作になる。これだけ明るい暮らしができるのも、全て共産党が明るくてらしてくれているからだ。冷静に考えるとおかしな気もするが、この曲の勢いで歌われるとそうなのかな、と思えてしまう。

辺境の地の風景と延辺の人民の労働する姿を描いた歌として有名だ。延辺人民の勤勉さと、党や祖国に対する情熱と賛美の姿を描いている。作曲者の金凤浩(金鳳浩)は朝鮮族である。1972年当時、全国すべての民族が毛沢東主席を讃える歌を持っていた。延辺にもないことはなかったが、そこまで目立ったものはなかった。そこで金凤浩(金鳳浩)と韩允浩(韓允浩)が一緒に作ったのが本歌である。

動画はテレビ番組から。歌っているのは歌手の卞英花である。彼女は延辺出身の朝鮮族なので本歌を歌うのに最適である。しかし衣装こそチマ・チョゴリだがメイクは中国風、さらに上手な発音と、すっかり中国人である。声量もあって伸びの部分も安心して聴ける。緩急があって難しい曲と思うのだが、安定した歌い方をしている。若いのにやはりプロはすごい、と技量の違いを見せつけられる。

亚洲雄风 | アジアの威風

亚洲雄风

作詞 张藜、作曲 徐沛东

我们亚洲 山是高昂的头
我们亚洲 河像热血流
我们亚洲 树都根连根
我们亚洲 云也手握手
莽原缠玉带 田野织彩绸
亚洲风乍起 亚洲雄风震天吼
我们亚洲 江山多俊秀
我们亚洲 物产也富有
我们亚洲 人民最勤劳
我们亚洲 健儿更风流
四海会宾客 五洲交朋友
亚洲风乍起 亚洲雄风漫天吼
啦~啦~啦~啦 亚洲雄风震天吼
啦~啦~啦~啦 亚洲雄风震天吼
我们亚洲 山是高昂的头
我们亚洲 河像热血流
我们亚洲 树都根连根
我们亚洲 云也手握手
莽原缠玉带 田野织彩绸
亚洲风乍起 亚洲雄风震天吼
我们亚洲 江山多俊秀
我们亚洲 物产也富有
我们亚洲 人民最勤劳
我们亚洲 健儿更风流
四海会宾客 五洲交朋友
亚洲风乍起 亚洲雄风漫天吼
啦~啦~啦~啦 亚洲雄风震天吼
啦~啦~啦~啦 亚洲雄风震天吼
啦~啦~啦~啦 亚洲雄风震天吼
啦~啦~啦~啦 亚洲雄风震天吼
震天吼

アジアの威風

作詞 張藜、作曲 徐沛東

我らのアジア 山は高く持ち上がった頭
我らのアジア 河は熱い血潮
我らのアジア 木は全て根と根を連ね
我らのアジア 雲もまた手と手を握る
野原には玉帯がまとい 田野は色絹を織りなす
アジアの風が吹き アジアの威風が天を響くほど震わせる
我らのアジア 山河はとても美しく
我らのアジア ものもまた豊富で
我らのアジア 人民は最も勤勉で
我らのアジア 若者はさらに風を吹かせる
四海が客として集まり 五洲が友として交わる
アジアの風が吹き アジアの威風が天に満ちて響き渡る
ラーラーラーラ アジアの威風が天を響くほど震わせる
ラーラーラーラ アジアの威風が天を響くほど震わせる
我らのアジア 山は高く持ち上がった頭
我らのアジア 河は熱い血潮
我らのアジア 木は全て根と根を連ね
我らのアジア 雲もまた手と手を握る
野原には玉帯がまとい 田野は色絹を織りなす
アジアの風が吹き アジアの威風が天を響くほど震わせる
我らのアジア 山河はとても美しく
我らのアジア ものもまた豊富で
我らのアジア 人民は最も勤勉で
我らのアジア 若者はさらに風を吹かせる
四海が客として集まり 五洲が友として交わる
アジアの風が吹き アジアの威風が天に満ちて響き渡る
ラーラーラーラ アジアの威風が天を響くほど震わせる
ラーラーラーラ アジアの威風が天を響くほど震わせる
ラーラーラーラ アジアの威風が天を響くほど震わせる
ラーラーラーラ アジアの威風が天を響くほど震わせる
天を響くほど震わせる

概要

聞いているだけでワクワクしてくる。何かが起こりそうな、何かをしたくなりそうな歌だ。ハイテンポな上に歌詞も簡単でポジティブでしかも繰り返しが多い。通勤通学の途上に口ずさむのには最適の曲といえる。

1990年の北京アジア大会の宣伝曲の一つとして作られた歌で、多くの詩が作られた中、一番の人気を博した。そのため、アジア大会終了後も広く歌われた。本歌の審査時、歌詞の中にある乍の字が難しいのではないかと、ある偉い人から指導が入った。しかし幸いにもその字は残ることになった。一方、本歌の題名は当初「亚洲雄狮」(アジアの雄獅子)とされていたが、雄獅子は一般社会では中国を意味し、アジア大会のような国際大会では主催国のカラーを出し過ぎるのは良くない、とこれまた偉い人から指摘されたため、題名を「亚洲雄风」(アジアの威風)に変更したというエピソードが伝わる。このエピソードで、中国で歌を審査する際の様子がうかがい知れる。

動画はおそらくテレビ番組から。「亚运序曲」(アジア大会序曲)と書いてあるからおそらく1990年のアジア大会前後だろう。男女の格好からして日本のバブル期を思い出させる。後ろの電飾(とあえて言おう)も古めかしくて、何故か初めて見る映像でも懐かしいと思ってしまう。踊っている男性たちが謎である。やはり中国は奥深い。

鼓浪屿之波 | 鼓浪嶼の波

鼓浪屿之波

作詞 张藜、红曙、作曲 钟立民

鼓浪屿四周海茫茫,海水鼓起波浪。
鼓浪屿遥对着台湾岛,台湾是我家乡。
登上日光岩眺望,只见云海苍苍。
我渴望,我渴望,快快见到你,美丽的基隆港。
母亲生我在台湾岛,基隆港把我滋养。
我紧紧偎依着老水手,听他讲海龙王。
那迷人的故事吸引我,他娓娓的话语记心上,
我渴望,我渴望,快快见到你,美丽的基隆港!
鼓浪屿海波在日夜唱,唱不尽骨肉情长。
舀不干海峡的思乡水,思乡水鼓动波浪。
思乡思乡啊思乡,鼓浪鼓浪啊鼓浪。
我渴望,我渴望,快快见到你,美丽的基隆港。

鼓浪嶼の波

作詞 張藜、紅曙、作曲 鐘立民

鼓浪嶼の四方の海は果てしなく広く、海の水は波を起こす。
鼓浪嶼は台湾に遥か遠く、台湾は我が故郷。
日光岩に登って見渡し、ただ果てしなく広い雲海を見る。
切望する、切望する、早くあなたに会うことを、美しい基隆港よ。
母は私を台湾で産み、基隆港で養った。
私は老いた水夫にひたと寄り添い、彼が海神を語るを聞く。
あの魅惑的な物語が私を引き寄せる、彼の魅了する語りを心に留め、
切望する、切望する、早くあなたに会うことを、美しい基隆港よ。
鼓浪嶼の海の波は日夜歌う、歌って尽きず肉親の情は長い。
汲めども尽きない海峡の故郷の水を思う、故郷の水が波を起こす。
故郷を思う故郷を思うああ故郷を思う、波を起こす波を起こすああ波を起こす。
切望する、切望する、早くあなたに会うことを、美しい基隆港よ。

概要

鼓浪嶼は厦門近辺にある地名である。呼びかけるような歌詞を見て分かる通り、向かい岸にある台湾に向けて平和統一を呼びかけている歌だ。波は起きるけども、それは全て同じ源によるのだと言っている。しっとりとした歌声がつい心に迫る情景を思い起こさせる。

1981年、福建省音楽家協会からの要請を受けた钟立民(鐘立民)が福建省で日光岩に登り、その時の景色を歌詞にしたものが本歌になった。現在は中台でなにか公式のイベントをするときには上演されている歌である。1984年には春节晚会(中国のお正月(春節)に放送される紅白のようなエンターテイメント番組)で歌われた。1988年には厦門市が設けた文学賞の特別栄誉作品として表彰された。

動画はどこかのテレビ番組から。「歌声飘过30年」(歌声運ばれ30年)という番組であることが右下の表示から確認できる。歌っている歌手の张暴默(張暴默)は前述の1984年の春节晚会で本歌を歌い、その歌唱力から爆発的な流行を引き起こしたその人である。彼女の歌を聞くと、全国を席巻したのも頷ける。

【合唱版】我和我的祖国 | 私とわが祖国

我和我的祖国

作詞 张藜、作曲 秦咏诚

合唱版
我和我的祖国 一刻也不能分割
无论我走到哪里 都流出一首赞歌
我歌唱每一座高山 我歌唱每一条河
袅袅炊烟 小小村落 路上一道辙
我最亲爱的祖国,我永远紧贴着你的心窝
你用你那母亲的脉搏和我诉说

我的祖国和我 像海和浪花一朵
浪是海的赤子 海是那浪的依托
每当大海在微笑 我就是笑的旋涡
我分担着海的忧愁 分享海的欢乐
我最亲爱的祖国,你是大海永不干涸
永远给我 碧浪清波 心中的歌

我和我的祖国 一刻也不能分割
无论我走到哪里 都流出一首赞歌
我歌唱每一座高山 我歌唱每一条河
袅袅炊烟 小小村落 路上一道辙
我最亲爱的祖国,我永远紧贴着你的心窝
永远给我 碧浪清波 心中的歌
啦……啦……
永远给我 碧浪清波 心中的歌

私とわが祖国

作詞 張藜、作曲 秦詠誠

合唱版
私とわが祖国は 片時も離れられない
私がどこに行ったとしても 必ず讃歌を口ずさむ
私は歌う一山ごとに 私は歌う一川ごとに
ゆらゆらと立つ炊事の煙 小さな村むら 道には轍
私の最も親愛なる祖国 私はずっとあなたの心に寄り添う
あなたはあなたのあの母の息吹で 私に訴える

わが祖国と私 海と白波のよう
波はあの海の赤子 海はあの波のよりどころ
大海が微笑むたびごと 私はまさに笑いの渦中
私は海の憂いに心寄せ 海の歓びを分かち合う
私の親愛なる祖国 あなたは決して涸れることのない大海のよう
ずっと私に青い波清い波をください 心のなかの歌を

私とわが祖国は 片時も離れられない
私がどこに行ったとしても 必ず讃歌を口ずさむ
私は歌う一山ごとに 私は歌う一川ごとに
ゆらゆらと立つ炊事の煙 小さな村むら 道には轍
私の最も親愛なる祖国 私はずっとあなたの心に寄り添う
ずっと私に青い波清い波をください 心のなかの歌を
ラ……ラ……
ずっと私に青い波清い波をください 心のなかの歌を

概要

独唱版のアレンジ。歌詞は順番が変わったり一部省略があるだけでほとんど変わっていない。 省略がある分、多くの人に覚えられやすくなったといえる。

詳しい説明は独唱版を参照のこと。

【独唱版】我和我的祖国 | 私とわが祖国

我和我的祖国

作詞 张藜、作曲 秦咏诚

独唱版
我和我的祖国 一刻也不能分割
无论我走到哪里 都流出一首赞歌
我歌唱每一座高山 我歌唱每一条河
袅袅炊烟 小小村落 路上一道辙
我最亲爱的祖国 我永远紧依着你的心窝
你用你那母亲的脉搏 和我诉说

(Music)

我的祖国和我 像海和浪花一朵
浪是那海的赤子 海是那浪的依托
每当大海在微笑 我就是笑的漩涡
我分担着海的忧愁 分享海的欢乐
我亲爱的祖国 你像大海永不干涸
永远给我 碧浪清波 心中的歌
我最亲爱的祖国 你像大海永不干涸
永远给我 碧浪清波 心中的歌

私とわが祖国

作詞 張藜、作曲 秦詠誠

独唱版
私とわが祖国は 片時も離れられない
私がどこに行ったとしても 必ず讃歌を口ずさむ
私は歌う一山ごとに 私は歌う一川ごとに
ゆらゆらと立つ炊事の煙 小さな村むら 道には轍
私の最も親愛なる祖国 私はずっとあなたの心に寄り添う
あなたはあなたのあの母の息吹で 私に訴える

わが祖国と私 海と白波のよう
波はあの海の赤子 海はあの波のよりどころ
大海が微笑むたびごと 私はまさに笑いの渦中
私は海の憂いに心寄せ 海の歓びを分かち合う
私の親愛なる祖国 あなたは決して涸れることのない大海のよう
ずっと私に青い波清い波をください 心のなかの歌を
私の親愛なる祖国 あなたは決して涸れることのない大海のよう
ずっと私に青い波清い波をください 心のなかの歌を

概要

壮麗な演奏と歌声に近い年代の雰囲気を感じる。まさにその通りで80年代に作られた歌だ。
中国の革命歌の割にはどぎつい政治性もなく、ただ祖国の山川海の美しさとそれらを
愛する気持ちを歌い上げている。

この曲は20分で作られたという逸話が残る。作曲を担当した秦詠誠に著名な作詞家の張藜から
電話がかかってきた。いわく

「君の書いた『海浜音詩』は非常にいい。詞をつけようと思ったのだが、楽器が主体の曲なので
 上手につけられない。何とかして詞がつけられるようなものをもう一曲書いてくれないか」

それで褒められた海浜音詩をもとに、兄嫁が食事を準備し終わる間にメロディを口ずさんで
できたのがこの曲らしい。名作曲家なのか、その才能は遺憾なく発揮された。

動画は演奏会から。歌手の廖昌永が気持ちよさそうに歌っている。もしかしたら
気持よい歌なのかな、と思ってしまうのでこっちもつい一緒に歌いたくなってくる。
中国以外で歌っても通用する歌詞なので、ある種グローバルな歌といえる。
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