唱得幸福落满坡

作詞 房程华、作曲 史掌元

南山岭上南山坡
南山坡上唱山歌
唱得红花朵朵开
唱得果树长满坡
唱得果树长满坡长满坡
东坡唱起丰收了
西坡唱起银水河
河水淙淙流不断
东坡西坡长稻禾
东坡西坡长稻禾长稻禾
高坡青松叶不落
低坡红花果树多
前坡蜜桃后坡梨
千重万迭金银坡
千重万迭金银坡金银坡
金坡银坡八宝坡
羊群滚滚似银河
牧童站在银河岸
守羊边上口唱歌
守羊边上口唱歌口唱歌
甜坡宁坡花果坡
绿草青青牛蛮多
满山坡上放声唱
唱的幸福落满坡
唱的幸福落满坡落满坡
唱的幸福落满坡落满坡

陽光の道の上

作詞 房程華、作曲 史掌元

南山の嶺上には南山の坂
南山の坂の上で山歌を歌う
赤い花びらが開くように歌う
果樹が坂道を生い茂るように歌う
果樹が坂道を生い茂るように歌う
東の坂は歌って豊作をもたらした
西の坂は歌って水銀の流れを生み出した
川の水はさらさらと絶えず流れ
東の坂西の坂は稲やアワを育てる
東の坂西の坂は稲やアワを育てる稲やアワを育てる
高い坂の青い松葉は落ちず
低い坂は赤い花の果樹が多く
前の坂の桃後ろの坂の梨
幾度も変わる金銀の坂
幾度も変わる金銀の坂金銀の坂
金の坂銀の坂八宝の坂
羊の群れはぐんぐんと銀河にも似て
牧童は銀河の岸に立つ
羊を守って歌を歌う
羊を守って歌を歌う歌を歌う
甘い坂静かな坂花と果実の坂
緑草は青々として牛も多く
山の坂の上に満ちて歌を歌う
幸せが坂に落ちるように歌う
幸せが坂に落ちるように坂に落ちるように歌う
幸せが坂に落ちるように坂に落ちるように歌う

概要

しみじみと染み入るような歌である。ゆっくりと歌い上げる曲調は穏やかな景色が心の奥にまで広がるように感じられる。歌が進んでいくに連れて少しずつテンポも上がっていって、これはよく練られた歌だ、と感心してしまう。最後に向けて盛り上がっていくところが素晴らしい。

史掌元は地道に働いていた農民であり、石工であった。貧しくも慎ましい暮らしをしていたが、同じ村では現状に不満を持った若者がいた。彼らを説得させるために、自然と出てきたのが本歌とされる。5日間かけて作った本歌はできが良いと評判になり、省の代表として国家文化部が行った全国のアマチュア歌手大会に推薦された。半年間の評定を経て、本作は二等賞に選ばれた。一等賞が毛沢東の詩「長征」だったので、実質の一等であった。

動画は中国中央電視台のテレビ番組から。中国の国旗に描かれている鎌と金槌のマークがアップにされたり、全体的に赤を貴重としていたりと、とてもそれっぽい番組である。踊り手の人達が持っているのはヒマワリだけど、これも赤と黄色を演出するためのチョイスだろう。計算と配慮と練習の透けて見える舞台である。