我的中国心

作詞 黄霑、作曲 王福龄

河山只在我梦萦
祖国已多年未亲近
可是不管怎样也改变不了
我的中国心
洋装虽然穿在身
我心依然是中国心
我的祖先早已把我的一切
烙上中国印
长江,长城 ,黄山,黄河
在我心中重千斤
无论何时 无论何地
心中一样亲
流在心里的血
澎湃着中华的声音
就算身在他乡也改变不了
我的中国心
长江,长城,黄山,黄河
在我胸中重千斤
不论何时 不论何地
心中一样亲
流在心里的血
澎湃着中华的声音
就算身在他乡也改变不了
我的中国心

我が中国の心

作詞 黄霑、作曲 王福齢

山河はただ私の夢にあり
祖国には既に長年戻らず
しかしどのようであろうと変わらない
我が中国の心
洋服で身を固めても
我が心は依然として中国の心
私の祖先はすでに私の全てに
中国の印を焼き付けた
長江、万里の長城、黄山、黄河
私の心のなかで多く重なり
いつでもどこでも
心の中では同じように親しい
心に流れる血は
澎湃たる中華の声
仮にこの身がよその土地にあっても変わらない
我が中国の心
長江、万里の長城、黄山、黄河
私の胸のなかで多く重なり
いつでもどこでも
心の中では同じように親しい
心に流れる血は
澎湃たる中華の声
仮にこの身がよその土地にあっても変わらない
我が中国の心

概要

勇壮なメロディに載せた曲で一緒に歌いたくなる。題名からして勇ましい。たとえ洋服を来ていても、私の心は中国人。こういう歌を歌って、どこでも祖国を思う。メロディから入って歌い続けていたら、ついつい中国への愛国心も芽生えてしまう。中華思想の一端を見るような歌だ。

80年代に流行した歌で、1984年、中国の紅白歌合戦である中央电视台春节联欢晚会で张明敏(張明敏)が歌い、大ブレイクした。同年、中国音楽家協会から賞を受賞したほどの広まりであった。1980年の鄧小平とサッチャー首相の会談を受けて、この機を逃す手はないと考えた张明敏(張明敏)のレコード会社社長が香港の作詞家に依頼して中国語の歌詞を書いてもらったのが本歌だ。黄山や長江など、中国を象徴する自然の風景をもって愛国心を伝えた本歌は、海外同胞に多いに受け入れられたらしい。中国初の月探査衛星、嫦娥一号からも放送された。

動画はどこかのテレビ番組から。歌っているのが张明敏(張明敏)である。中山服を着ているし、メガネも少し古いみたいなので、その時の映像かも知れない。客席の人たちが香港の旗を振りながら一緒に歌っているし、ステージからの呼びかけにも積極的に答えている。やはり海外の同胞に受け入れられたというのは本当のようだ。