歌え中国革命歌

唱口常開!

田漢

毕业歌 | 卒業の歌

毕业歌

作詞 田汉、作曲 聂耳

同学们,大家起来,
担负起天下的兴亡!
听吧,满耳是大众的嗟伤!
看吧,一年年国土的沦丧!
我们是要选择“战”还是“降”?
我们要做主人去拼死在疆场,
我们不愿做奴隶而青云直上!
我们今天是桃李芬芳,
明天是社会的栋梁;
我们今天是弦歌在一堂,
明天要掀起民族自救的巨浪!
巨浪,巨浪,不断地增涨!
同学们!同学们!
快拿出力量,
担负起天下的兴亡!

卒業の歌

作詞 田漢、作曲 聶耳

同級生たちよ、みな立ち上がれ、
天下の興亡を引き受けよ!
聞け、耳には大衆の辛さが満ちる!
見よ、一年ごとに国土の退廃を!
我らが選ぶは「戦」か「投降」か?
我らは主人となり死に物狂いで辺境へ行かねばならぬ、
我らは奴隷を望まず独り立ちをする!
我らの今日は人材豊かで、
明日は社会の大黒柱になる;
我らの今日は一同に集まって歌う弦歌、
明日は民族自らを救う巨大な波を湧き起こさねばならぬ!
巨大な波、巨大な波は、絶え間なく増していく!
同級生たちよ! 同級生たちよ!
早く力を差し出せ、
天下の興亡を引き受けよ!

概要

素晴らしい歌である。テンポがいいし短いし、覚えやすいし心に響く。こんな歌を卒業式で歌われたら、卒業の物悲しさはどこへやら、明日から始まる新たな暮らしへの希望をいっぱいに膨らましてしまう。いずれその希望もしぼんでしまうかもしれないが、そんな時にはあの卒業式で歌った歌を思い出したら、またやる気がこんこんと湧いてくる。逆境に立ち向かってこその人生だ。と思わせる力のある歌だ。

1931年の満洲事変の後、抗日戦争の勢いが広がっていくとともに、群衆の歌曲の創作数も増え、良い作品も出てきた。中国近代群衆歌曲の幕開け、ともいえる。田汉(田漢)が作り、導く中国左翼戯曲家連盟音楽小組も上海に誕生した。いっぽう、聂耳(聶耳)は当初北京での愛国運動に参加したが、しばらくして上海に戻った。1933年に田汉(田漢)らと出会って中国共産党に参加し、2年もしないうちに「卒業の歌」を書き上げた。

動画はテレビ番組から。青春万歳と書いてあるのは番組名ではなくて演出だろう。歌っているのは長沙市の歌舞劇院舞踏団なのでプロの卵である。だからやっぱり歌もうまいし踊りも揃っている。燃えたぎっている火が彼らの心意気を表している。客席から手拍子が聞こえてくる。この歌にこんな演出を加えられると、つられて手拍子もしたくなるのはよく分かる。歌詞はおどろおどろしいが、心がひとつになる様子が伝わる和やかな映像である。

义勇军进行曲 | 義勇軍行進曲

义勇军进行曲

作詞 田汉、作曲 聶耳

起来!不愿做奴隶的人们!
把我们的血肉,筑成我们新的长城!
中华民族到了最危险的时候,
毎个人被迫着发出最后的吼声。
起来!起来!起来!
我们万众一心、
冒着敌人的炮火,前进!
冒着敌人的炮火,前进!
前进!前进!进!


義勇軍行進曲

作詞 田漢、作曲 聂耳

起て! 奴隷となることを望まぬ人びとよ!
我らが血肉で築こう新たな長城を!
中華民族に最大の危機せまる、
一人ひとりが最後の雄叫びをあげる時だ。
起て! 起て! 起て!
我々すべてが心を一つにして、
敵の砲火をついて進め!
敵の砲火をついて進め!
進め! 進め! 進め!


概要

中華人民共和国の国歌。1935年には歌われていた。
公式行事の際は演奏されるので、外国人でも耳にする機会は多い。

歌詞に出てくる敵は日本人だから、日本人が歌うのは少し抵抗がある。

大学のとき、この歌の歌詞が試験に出たので全部覚えた。
おそらく一生使わないだろうと思っていたが、出張で中国に行ったときに歌う機会があった。
覚えておいてよかった、これが教養か、と思い知った。

動画は北京オリンピック開会式のもの。

関連リンク:義勇軍行進曲(Wikipedia)
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