草原上升起不落的太阳

作詞 美丽其格、作曲 美丽其格

蓝蓝的天上白云飘,
白云下面马儿跑,
挥动鞭儿响四方,
百鸟齐飞翔。
要是有人来问我,
这是什么地方?
我就骄傲地告诉他,
这是我的家乡。
这里的人们爱和平,
也热爱家乡,
歌唱自己的新生活,
歌唱共产党。
毛主席和共产党,
抚育我们成长,
草原上升起了不落的太阳。

草原の上に沈まぬ太陽が上がる

作詞 美麗其格、作曲 美麗其格

青空の上、白雲漂い、
白雲の下では馬が駆け、
鞭を振る音は四方に響き、
鳥達は一斉に飛び立つ。
もしある人が
「これはどこか?」
と私に問わば、
私は誇らしく彼に教える、
これは私の故郷であると。
ここの人たちは平和を愛し、
また故郷を愛し、
自らの新生活を歌い上げ、
共産党を歌い上げる。
毛主席と共産党は、
我らを育てて成長させ、
草原の上に沈まぬ太陽が上がる。

概要

草原で朗々と歌い上げているかのような歌声に、目をつぶって聞いているとここが日本であることを忘れてしまう。そう、ここは我らの故郷、新生活の希望にあふれる我が故郷、共産党が育ててくれる素晴らしい故郷。美しさを眼前に再現させる歌詞と曲が、この歌をして有名にさせた原動力であることは間違いないだろう。

モンゴル族の作曲家、美麗其格(メイリチカ、1928~2014.01.16)の作詞作曲によるもの。1951年の夏、部屋で座って作曲をしていた美麗其格は目を閉じて馬頭琴片手に曲を考えていた。その時、一種の霊感(インスピレーション)が働き、草原を駆け抜ける馬の美しい景色が思い出された。そのイメージから着想を得て、一気呵成に書き上げたのが本歌である。

1952年に中央音楽学院の学生作品演奏会で初めて上演された。地域色と民族性豊かな曲調が高く評価され、中央音楽学院、上海音楽学院、山東音楽学院など多くの学校で声楽の教材として使われた。内モンゴル自治区では自治区成立30周年や共産党創設80周年などの大きなイベントで演奏される歌となっている。

動画はミュージックビデオから。広大な草原で歌うモンゴル族と思しき女性。赤いヴェールをまとって、共産党への賛美を表現することも忘れない。なお、「太陽が上る」は吉祥の暗喩。これから素晴らしい未来が待っていることを示して、共産党をたたえている。