红太阳一定要照亮台湾

作詞 邰闽歌 作曲 台湾高山族民歌

高高的玉山插云间
二二八战歌四海传
披荆斩棘百折不挠
我们是中华民族英雄汉
嗨央

我们冲过关山越大海
来到毛主席身边
各族人民亲如兄弟
社会主义祖国多温暖
嗨央

遥望家乡台湾
亲人们还在受摧残
水深火热灾难重
血海深仇记心间
嗨央

高高的玉山插云间
宝岛南北怒火燃
全国人民齐奋斗
红太阳一定要照亮台湾
嗨央
照亮台湾

赤い太陽は必ず台湾を照らす

作詞 邰闽歌 作曲 台湾高山族民歌

高い玉山雲間にそびえ
二二八の戦歌は四海に伝わる
困難に立ち向かい不撓不屈
我らは中華民族の英雄
ヘイヤン

我ら関山にぶつかり大海を越え
毛主席の近くに来て
各民族の人民親しく兄弟のよう
社会主義の祖国は温かい
ヘイヤン

故郷台湾を遥かに望み
親しき人々まだ迫害され
水深く火熱く災難深刻
血の犠牲の深い仇は胸中に覚える
ヘイヤン

高い玉山雲間にそびえ
宝島の南北に怒りの炎は燃え
全国の人民皆戦う
赤い太陽は必ず台湾を照らす
ヘイヤン
台湾を照らす

概要

ヘイヤン♪ と口ずさみたくなるテンポのいい歌だ。富士山より高い玉山(日本名新高山)や二二八事件など、台湾の地名や歴史的事件が出てくる。革命歌で台湾を取り上げるのは珍しいので新鮮にすら感じる。赤い太陽(毛沢東主席率いる共産党)の勢いを感じる歌である。なお披荆斩棘は困難に立ち向かうことを、百折不挠は不撓不屈のさまを表す四字熟語である。明るいメロディのくせして歌詞は難しい。

来歴については一切不明だし、作詞者のデータすら出てこないが、あるブログ記事によると1970年代出版の書物には掲載されていたようだ。だから1970年代の歌とした。「毛主席の近くに」という歌詞からしても毛沢東(1976年没)が存命の頃に歌われたと思われるから齟齬はない。

動画はコレまたよくわからない有志が作ったと思われるものから。今や台湾と中国はずいぶん近くなり、相互に行き来できるようになった。戦争したほうがしないよりも失うものは多く得るものは少ない時代になった。時の流れを感じる。