在那遥远的地方
作詞 王洛宾、作曲 王洛宾在那遥远的地方
有位好姑娘
人们走过了她的帐房
都要回头留恋地张望
她那粉红的笑脸
好像红太阳
她那美丽动人的眼睛
好像晚上明媚的月亮
我愿抛弃了财产
跟她去放羊
每天看着她动人的眼睛
和那美丽金边的衣裳
我愿做一只小羊
坐在她身旁
我愿她拿着细细的皮鞭
不断轻轻打在我身上
我愿她拿着细细的皮鞭
不断轻轻打在我身上
あの遠いところに
作詞 慧宇、作曲 李凯稠あの通りところに
良い女性がいた
人々は彼女のテントに行き
皆踵を返しては恋々とあたりを見渡す
彼女のあの薄紅色の笑顔
まるで赤い太陽のよう
彼女のあのひと眼を引き付ける美しさ
まるで夜の美しい月のよう
私は財産をなげうって
彼女と一緒に牧羊に行きたい
毎日人々の目を引き付ける彼女を見て
そしてあの美しい金縁の衣装を見て
私は一頭の子羊になり
彼女のそばに座りたい
私は彼女があの細い皮の鞭をもって
ずっと軽く私を打ちつけてほしい
私は彼女があの細い皮の鞭をもって
ずっと軽く私を打ちつけてほしい
概要
遠く広がる草原の上で歌いたくなるような、おっとりしたテンポの歌である。目の前に中国西部の広大な草原が広がるような歌である。
一方で歌詞は恋をこじらせており、大丈夫か? と頭の心配をしてしまう。
1939年7月青海省海晏県金銀灘草原で記録映画「民族万歳」を撮影していたところ、地元の人たちが映画を撮ることを知り、撮影隊のために歓迎会を開いてくれた。その際、撮影隊は当地の一人の女性に映画に出てもらうことにした。当時17歳の萨耶卓玛である。撮影が終わり、撮影隊が帰るとき、卓玛は王洛宾の送別のために突然透き通った声でカザフ族の民族歌《羊群里躺着想念你的人》(羊の群れで寝転んであなたを想う人)をうたった。その時の卓玛の美しさが彼の心の中に残り、見た目と旋律が混ざり合い、彼に作曲熱を引き起こした。三日三晩かけて作ったのが、チベット族の民族歌《亚拉苏》(ヤラバン)、カザフ族の民族歌 《羊群里躺着想念你的人》、ウイグル族の民族歌《牧羊人之歌》を融合させて作ったのが本歌である。
動画はおそらくMVから。1939年の原版ではないはず。ちなみに元国家主席の胡錦涛が歌っている様子もある。これはレアだと思う。