歌え中国革命歌

唱口常開!

革命歌

假如战争今天爆发 | もし、戦争が今日勃発したら

假如战争今天爆发

作詞 屈塬 作曲 印倩文

磨砺意志的铠甲,
压满智慧的弹夹。
人未出发,心已到达,
意念在厮杀。
军人的魂魄在制高点上挺拔。
一切为了面对,
假如战争今天爆发。
每一天都全副披挂,
每一刻都整装待发,
我用生命向使命承诺,
假如战争今天爆发,
这就是我的回答。
抛开温情的牵挂,
跨越极限的关卡。
旗在翻飞,梦已合围,
胆略再穿插。
军人的血性在冲锋号中锻打。
一切为了迎接,
假如战争今天爆发。
每一天都全副披挂,
每一刻都整装待发,
我用生命向使命承诺,
假如战争今天爆发,
这就是我的回答。
每一天都全副披挂,
每一刻都整装待发,
我用生命向使命承诺,
假如战争今天爆发,
这就是我的回答。
这就是我的回答。

もし、戦争が今日勃発したら

作詞 屈塬 作曲 印倩文

意志の兜を練磨して、
知恵の弾倉を満たす。
人はいまだ出ず、心はすでに達し、
思いは殺し合いにあり。
軍人の魂は高いところにそそり立つ。
全ては向かい合うため、
もし、戦争が今日勃発したら。
毎日一揃いの甲冑をまとい、
毎秒身支度して機会を待つ、
私は命を使命のために引き受ける、
もし、戦争が今日勃発したら、
これが私の回答。
温情の心配を置き去りにし、
極限の関門を乗り越える。
旗は翻り、夢はすでに抱き、
度胸と智謀をまた織り込む。
軍人の気骨は突撃の号令の中で鍛錬する。
すべてを迎え入れるため、
もし、戦争が今日勃発したら。
毎日一揃いの甲冑をまとい、
毎秒身支度して機会を待つ、
私は命を使命のために引き受ける、
もし、戦争が今日勃発したら、
これが私の回答。
毎日一揃いの甲冑をまとい、
毎秒身支度して機会を待つ、
私は命を使命のために引き受ける、
もし、戦争が今日勃発したら、
これが私の回答。
これが私の回答。

概要

旋律は勇ましいが、歌詞が難しい。サビの部分は何度か繰り返されるからまだいいものの、間の歌詞は難しく、日常会話で使わないどころか難解な文語表現まで出てくる。おそらく中国人でも初めて聞いたらわからないのではないかと思えるほど。

来歴については一切不明だが、中国の革命歌曲データベース的なサイトでは「全军战歌演唱会」の曲目と出てくる。これが「强军战歌演唱会」のタイプミスだとしたら、2013年9月30日に習近平軍事委員会主席の批准を得て、総政治部が主催した会のことになる。現にこの歌も歌われたようだ。だから2010年台の歌とした。同会には更迭された房峰輝も出席したらしい。

動画は人民解放軍の宣伝映像から。人民解放軍って知っている限りは陸海空とあるはずなんだけど、陸がメイン、空が少しだけ、海に至ってはほとんど出てこない。これは軍内の力関係を現しているのか、それとも採用者数を現しているのか。

中国人民志愿军战歌 | 中国人民志願軍戦歌

中国人民志愿军战歌

作詞 麻扶摇 作曲 周巍峙

雄赳赳,气昂昂,跨过鸭绿江。
保和平,卫祖国,就是保家乡。
中国好儿女,齐心团结紧。
抗美援朝打败美帝野心狼!

中国人民志願軍戦歌

作詞 麻扶摇 作曲 周巍峙

勇ましく、意気盛ん、鴨緑江越えて。
平和を保ち、祖国を守り、郷里を守る。
中国の良き子女よ、心を一つに堅く団結す。
反米援朝、米国の野心のオオカミを打ち負かせ!

概要

勇ましい旋律、簡単な歌詞。これぞ革命歌と言える。動画を見て分かる通り、同じ歌詞を音調を変えて何度も繰り返している。一緒に歌いたくなってくる。なお、オリジナルは美帝(米国帝国主義)だったのが近年では美国(米国)となっているようだ。

1950年10月、中国人民志願軍は朝鮮戦争に参加した。当時、新華社従軍記者だった陳伯堅は麻扶摇のいる部隊を訪れ、詩を発券した。思想は明確で戦闘性も高く、需要に合う。ただ「横渡鸭绿江」を「跨过鸭绿江」に、「中华好儿女」を「中国好儿女」に変えた。1950年11月26日の『人民日報』の大事の下にこの詩を紹介する記事が掲載された。当時、文化部文芸局副局長で著名な音楽家であった周巍峙は「人民日报」でこの詩を読み、猛烈な創作意欲が湧き、当日中に曲を仕上げた。1950年11月30日の『人民日報』と12月上旬の『時事手冊』で発表された本歌は「中国人民志願軍戦歌」と命名された。

動画はテレビ番組から。中央軍事委員会が退役軍人向けに開催した新春コンサートを放送したもの。だから観客は軍服を着ているお年寄りばかりである。こういう慰問を行うことで、お年寄りたちが中央軍事委員会に、ひいては同委員会主席(大体は国家主席)に感謝するようにしている。

苗岭连北京 | 苗嶺は北京に連なる

苗岭连北京

作詞 李怀德、彭承标 作曲 白诚仁

山泉清又清哦(清又清)
春茶绿茵茵哦(绿茵茵)
山弯苗山茶献给解放军
山区修铁路军民一条心
啊遇水架桥梁啊逢山打岩洞
汗水洒苗岭战斗情谊深
(山弯苗山茶献给解放军)献给解放军呀
(山区修铁路军民一条心)军民一条心啊
(遇水架桥梁逢山打岩洞)架桥打岩洞哦
(汗水洒苗岭战斗情谊深)战斗情谊深
哦咿咿哦哦哦咿咿哦哦军民情谊深呐
苗山飞彩虹火车进山村
幸福装满车军民齐欢腾
啊感谢子弟兵啊恩情唱不尽
一条幸福线苗岭连北京
(苗山飞彩虹火车进山村)火车进山村呐
(幸福装满车军民齐欢腾)军民齐欢腾哦
(感谢子弟兵恩情唱不尽)恩情唱不尽呐
(一条幸福线苗岭连北京)苗岭连北京
哦咿咿哦哦哦咿咿哦哦苗岭连北京啰
哦咿哦咿哦哦咿哦咿哦苗岭连北京

苗嶺は北京に連なる

作詞 李懐徳、彭承標 作曲 白誠仁

山の泉は清くまた清いよ(清くまた清い)
春の茶は青々としている(青々としている)
山を曲がり苗山の茶を解放軍に献じる
山では線路修理に軍人と民間人が心を合わせる
ああ水に当たれば橋梁をかけああ山に当たれば洞穴を掘る
汗水は苗嶺にこぼれ戦闘の情誼は深まる
(山を曲がり苗山の茶を解放軍に献じる)解放軍に献じるよ
(山では線路修理に軍人と民間人が心を合わせる)軍人と民間人は心を合わせるよ
(水に当たれば橋梁をかけ山に当たれば洞穴を掘る)橋をかけ洞穴を掘るよ
(汗水は苗嶺にこぼれ戦闘の情誼は深まる)戦闘の情誼は深まる
ウォイイウォウォウォイイウォウォ軍人と民間人の情誼が深まるよ
苗山に虹がかかり汽車は山村を進む
幸せを車いっぱいに満たし軍人と民間人は皆喜ぶ
ああ若い兵隊の恩情への感謝はああ歌っても尽きない
一本の幸せの線苗嶺は北京に連なる
(苗山に虹がかかり汽車は山村を進む)汽車は山村を進むよ
(幸せを車いっぱいに満たし軍人と民間人は皆喜ぶ)軍人と民間人は皆喜ぶよ
(若い兵隊の恩情への感謝は歌っても尽きない)恩情は歌っても尽きないよ
(一本の幸せの線苗嶺は北京に連なる)苗嶺は北京に連なる
ウォイウォイウォウォイウォイウォ苗嶺は北京に連なるよ
ウォイウォイウォウォイウォイウォ苗嶺は北京に連なる

概要

美しい旋律でうっとりさせる一方、聴いていて楽しくなる要素のある奥深い歌である。美しい旋律の中で革命的な歌詞を歌われると、つい軍民の情誼が深いのも自然であるかのように思えてくる。遠い北京を想いながら、ともに同じ目標を目指して頑張る。良い光景である。ただ、本歌は歌うのは難しいから敬遠して、聴くだけにしたい。

苗族の古典的な民謡をベースに、1972年に作られた歌である。红叶组合(紅葉組合)が歌った。本歌は発表後から国務院文化領導小組(文化指導隊)が編纂した「战地新歌」(戦地新歌)のアルバムの中に収録され、全国に広く流行した。後に「中国30年优秀歌曲集」(中国30年優秀歌曲集)にも収録された。

動画は中国中央電視台の番組から。歌っているのは红叶组合(紅葉組合)というグループである。歌も踊りもよく練習しているのが読み取れる。飽きさせない演出で何度も見てしまう。寝る前に見て心を落ち着かせるのにいい歌かもしれない。

海上女民兵 | 海の上の女民兵

海上女民兵

作詞 刘薇、石祥 作曲 魏群、傅晶

头戴金色的斗笠,
脚踏绿色的海浪,
身背银色的螺号,
手握闪亮的钢枪。
扬起白帆荡开双桨,
上起刺刀撒开鱼网,
渔歌伴着海鸥展翅飞翔,
战歌激起万里海浪。
屹立船头红心向阳,
碧海蓝天映进胸膛,
螺号伴着海涛日夜歌唱,
钢枪守卫着万里浪疆。
头戴金色的斗笠,
脚踏绿色的海浪,
身背银色的螺号,
手握闪亮的钢枪。
啊……啊……啊……

海の上の女民兵

作詞 劉薇、石祥 作曲 魏群、傅晶

頭に金色の笠をかぶり、
足で緑色の海を踏み、
銀色の法螺貝を背負い、
手には輝く歩兵銃を握る。
白い帆を上げ櫂を漕ぎ、
銃剣あげて投網して、
漁民の歌カモメが羽を広げ飛ぶ、
戦歌は万里の海に浪起こす。
船首に立ち赤心は太陽を向き、
碧海青空は胸を映し、
ほら貝海の波が日夜歌い、
歩兵銃は万里の水際を守る。
頭に金色の笠をかぶり、
足で緑色の海を踏み、
銀色の法螺貝を背負い、
手には輝く歩兵銃を握る。
ああ……ああ……ああ……

概要

美しい歌である。美しい旋律に勇ましい歌詞が重なって、聴いている方に戦争に対するロマンチシズムさえ抱かせる危険性がある。カモメが飛び太陽が出る。そんな美しい海と空の中で銃を握る歩兵たち。美しい、かっこいい景色が目の前に広がってしまう。

ほとんど情報のない歌である。女性歌手の张越男(張越男)が歌ったもので、1973年に魏群が処女作を彼女に提供したのが本歌である。

動画は誰かの演奏会から。2012年なのは分かるし、どうも試験というかオーディションみたいなものだと思うのだけど、その割には歌っている女性の姿がラフすぎる。トレーナーって。それほど革命歌が身近なものだということが言える…のだろうか。

红星照我去战斗 | 赤い星は戦闘に行く私達を照らす

红星照我去战斗

作詞 王汝俊 作曲 傅庚辰

小小竹排江中游
巍巍青山两岸走
雄鹰展翅飞
哪怕风雨骤
革命重担挑肩上
党的教导记心头
党的教导记心头
党的教导记心头
小小竹排江中游
滔滔江水向东流
红星闪闪亮
照我去战斗
革命代代如潮涌
前赴后继跟党走
前赴后继跟党走
砸碎万恶的旧世界
万里江山披锦绣
披锦绣
砸碎万恶的旧世界
万里江山披锦绣
万里江山披锦绣

赤い星は戦闘に行く私達を照らす

作詞 王汝俊 作曲 傅庚辰

小さな竹が川の中流に並び
高くそびえた青山が両岸に並ぶ
雄鷹は羽を広げて飛び
突然の風雨でも
革命の重荷を肩の上に担ぎ
党の教えを心に刻む
党の教えを心に刻む
党の教えを心に刻む
小さな竹が川の中流に並び
川の水は滔々と東に流れる
赤い星はきらきら輝き
戦闘に行く私達を照らす
革命は代々潮のごとく湧き
受け繋いで党とともに行く
受け繋いで党とともに行く
悪い旧世界を打ち砕け
万里の山河は錦をまとう
錦をまとう
悪い旧世界を打ち砕け
万里の山河は錦をまとう
万里の山河は錦をまとう

概要

ほのぼのとした歌である。まるで子守唄のような、子どもたちが学校で合唱してもおかしくないような懐かしいメロディでついつい聴いてて癒される。だけど歌詞は勇壮で、あまりのギャップにくらっと来てしまう。自然の美しさを褒め称えている中に、党のお話がでてくる。唐突に感じるけど、何度か聴いたら慣れるのかもしれない。

1974年に公開された映画「闪闪的红星」(輝く赤い星)の挿入歌で、傅庚辰の映画音楽作品から選ばれた。本歌は傅庚辰が歌手の李双江のために作ったもので、李双江の代表的な作品とも言われる。

動画はおそらくMVから。春のうららかな陽気の中で川下りをしていく様子や美しい花の咲き誇る風景が映ってほのぼのした雰囲気になる。すると突然その中を行軍する隊列が見えてはっとする。メロディとおよその映像の雰囲気は合っているが、少し場違いな場面が出てくる。その場違いな場面と歌詞が合っている。やるなあ、と思う。
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