中国人民志愿军战歌

作詞 麻扶摇 作曲 周巍峙

雄赳赳,气昂昂,跨过鸭绿江。
保和平,卫祖国,就是保家乡。
中国好儿女,齐心团结紧。
抗美援朝打败美帝野心狼!

中国人民志願軍戦歌

作詞 麻扶摇 作曲 周巍峙

勇ましく、意気盛ん、鴨緑江越えて。
平和を保ち、祖国を守り、郷里を守る。
中国の良き子女よ、心を一つに堅く団結す。
反米援朝、米国の野心のオオカミを打ち負かせ!

概要

勇ましい旋律、簡単な歌詞。これぞ革命歌と言える。動画を見て分かる通り、同じ歌詞を音調を変えて何度も繰り返している。一緒に歌いたくなってくる。なお、オリジナルは美帝(米国帝国主義)だったのが近年では美国(米国)となっているようだ。

1950年10月、中国人民志願軍は朝鮮戦争に参加した。当時、新華社従軍記者だった陳伯堅は麻扶摇のいる部隊を訪れ、詩を発券した。思想は明確で戦闘性も高く、需要に合う。ただ「横渡鸭绿江」を「跨过鸭绿江」に、「中华好儿女」を「中国好儿女」に変えた。1950年11月26日の『人民日報』の大事の下にこの詩を紹介する記事が掲載された。当時、文化部文芸局副局長で著名な音楽家であった周巍峙は「人民日报」でこの詩を読み、猛烈な創作意欲が湧き、当日中に曲を仕上げた。1950年11月30日の『人民日報』と12月上旬の『時事手冊』で発表された本歌は「中国人民志願軍戦歌」と命名された。

動画はテレビ番組から。中央軍事委員会が退役軍人向けに開催した新春コンサートを放送したもの。だから観客は軍服を着ているお年寄りばかりである。こういう慰問を行うことで、お年寄りたちが中央軍事委員会に、ひいては同委員会主席(大体は国家主席)に感謝するようにしている。